PROJECT STORY 08
企業のインフラネットワークを
設計・構築・運用まで一貫して提供
産業・公共ビジネス第2本部
産業基盤第1部
プロジェクトの経緯・課題
インフラネットワークを一貫して提供。セキュリティ面だけでなくユーザの利便性や運用も考慮しながら構築する。
産業基盤第1部では、大手製造系企業で利用しているインフラネットワークについて、有線/無線LANの設計、構築、運用まで一貫したサービス提供を行っています。私は主に大型拠点の設計構築や無線LANの設計構築を担当しています。
昨今は様々なデバイスがネットワークに繋がるようになったため、お客様先の環境も各デバイスにより利用できる認証要素も様々です。そのため、セキュリティ面だけでなく利用ユーザの利便性や運用も考慮しなければならないという課題があります。
解決方法
要件や仕様を細部まで整理し、複数の実装プランを立案。ユーザ利用や運用も加味しながら最終構成を決める。
同一デバイスでもOS versionの違いだけで実装できないという事例もあります。そのため、お客様と打ち合わせを行い、要件や仕様を細かく整理し、過去事例を参考にした構成、新技術を取り入れた構成など、複数の実装プランを立てるようにしています。
また、動作検証を行う際は動作面だけではなく、ユーザ利用や運用も加味しながら最終構成を決めています。
開発における課題
最新技術に起因する情報・事例不足や、安定性の確認に課題。プロジェクト内での検討やメーカー協力などにより進める。
お客様の「最新技術を取り入れられる環境にしたい」という要望に応えてプロジェクトを進めています。
しかし最新技術は、検証環境に取り入れてみても想定外の動作をするなど、安定性の面で課題があることが少なくありません。また、最新技術はWeb上やメーカーでもあまり情報がないため、メーカー協力のもとテストを行っても新たな不具合が見つかることもありました。
こうした苦労にも、プロジェクト内で検討を重ねるなどで、お客様がご納得のいく提案へとたどり着きました。
お客さまの反応や将来の展望
難易度の高い案件への対応に評価をいただく。お客様に寄り添うことで第一の相談相手になる。
「難しい案件でも試行錯誤しながら導入を進めてもらい大変助かっている」「急な依頼でも柔軟に対応いただきとても助かっている」等の感謝の言葉をいただきました。
お客様に寄り添うことを日々心がけて業務を行うことで、追加の案件がある際は真っ先にTSOLへ相談していただいています。